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メンタルを鍛え47歳で首位打者を取った草野球監督兼選手わさびの戦略レポート

メンタル論

【メンタル論】共通の敵を作り勝利に導く!伝説の日本シリーズ巨人VS近鉄から思考する!!

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【メンタル論】共通の敵を作り勝利に導く!伝説の日本シリーズ巨人VS近鉄から思考する!!

人間どうし接点が多ければ、多い程、一致団結するのです。

これは、男女の恋愛心理にも似ているのですが、

集団行動をしていると、自分との共通項を探し出します。

やがて2人は堅い絆で結ばれ事になります。

人間は自分と似ている人を好きになる傾向にあります。

野球チームという共通の趣味、

そしてライバルチームという共通の敵を持つ事で、

チームの絆が深まります。

自分達とは正反対の性質、嫌いな人嫌いな事柄が同じである。

心理学では、認知的バランスと呼ばれ、

マイナスの感情とプラスの感情が同じ方向に向かった時、

友好関係になると言います、

 

敵の敵は味方です。

同盟を組み、共通の敵を倒す!

人は無意識に行動しているのです。

これを意識したチーム作りをすると

あなたのチームは勝てるチームへと変貌を遂げます。

草野球の監督である以上、勝ちたいですもんね。

 

 

・新入社員同士にも仲良くなるタイミングが存在します。

学校であれば年度替わりのクラス替え、

職場であれば新入社員として入社した時など、

新しい事にチャレンジする時は誰でも緊張しますよね。

 

初めて知り合ったばかりなのに、なにかと集団で行動させられます。

 

一堂に初顔合わせしたあの独特な緊迫感。

わさびだったら、無口になりすぎて、

口がなくなっちゃいそうですよ。

 

そんな集団行動の中で、日を追って人と人が少しずつ接近してくる。

それでも、なかなか一線を超えられない。、

しかし、グンと仲良くなれる場面は共通してあるのです。

それは・・・。

 

あなたにその答えはわかりますか?

 

それは、

『あの上司、感じ悪いよね・・・』

そう、誰かがこんな口火を切った瞬間なのです。

学生であればそのターゲットは先生になるかも知れません。

 

・共通の敵をつくる。

実は、学校や職場で集団行動をしていると、苦手な人。

嫌いな人が出てくるものです。

 

特に目上の人。上司、先生などの場合に叱られた場合など、

その悩みが共通項となるのです。

 

そんな悩み、愚痴をこぼしているうちに、

『なんだ、〇〇さんも、私と同じ事思っていたんだ・・・』

と共感共鳴するのです。

 

『あの上司、無理!』みたいな会話をしていると、

いつの間にか仲良くなっているのです。

 

人間心理はホントに面白いものです。

人は、自分と似ている人を好きになる傾向があります。

 

好きなものが同じ。

趣味が同じ。

チームメイトは皆、草野球という共通の趣味を持っています。

嫌いなものが同じ。

 

チームが一丸となれるキッカケが、

共通の敵をつくる

ことなのです。

 

わさびは、試合中にもこんな仕掛けをします。

例えば、審判が誤審をしたとします。

『アウト、アウト、アウト!』

『いやいや、球、落としてじゃん!』

明らかな誤審でも、判定が覆らないのが草野球の世界。

いくら審判が後になって

『今のは確かにセーフだったな』と心のどこかで認めたとしても

一度、審判が判定したものが正しい世界です。

 

抗議したところで、そのまま試合続行というパターンが多いです。

 

そんな時に、すかさず審判を共通の敵に仕立て上げるのです。

『誤審をバネに良いプレーで見返してやる!』

これで、チームメイトの矛先は審判に向けられ、皆、同じ方向を向くのです。

 

これがもやもやしたままにして、

『何だよ、あのクソ審判!!どこ、目付けてんだよ!!』

とグチグチ言っている間に、試合は終わってしまいます。

 

なので、一度、リセットして、

チーム一丸となれる、共通の敵をつくればよいのです。

 

不思議なもので、チームというのは、

共通の敵を持つ事で一気に集中力が増します。

 

わさびの連盟は、審判のほとんどが70歳以上の高齢のかたです。

老眼に、近視、乱視の審判団では、高めのストレートはストライク。

低めに沈む変化球はボールを取られやすいのです。

 

結構、チームメイトはこれに過剰反応します。

カリカリしても良い結果は生まれません。

なにくそ、審判の気持で挑めばパワーは倍増します。

こんな時に監督の手腕が試されるのです。

 

 

・1989年伝説の日本シリーズ巨人VS近鉄戦。

VS

 

1989年のプロ野球日本シリーズで、

劇的な逆転劇のドラマがあった事を覚えているでしょうか?

 

日本シリーズといえば、短期決戦です。

流れひとつで形成は簡単に逆転します。

 

セリーグの覇者は、藤田基司監督が率いる

常勝軍団の読売ジャイアンツ。

 

そして、パリーグの覇者は、

イチローの育ての親として有名な、仰木彬監督が率いる近鉄バファローズでした。

 

日本シリーズは先に4勝したほうが日本一となります。

 

下馬評では、圧倒的に巨人有利と言われていました。

 

しかし、始まってみれば、パリーグの覇者、

近鉄バファローズがペナントレースの勢いをそのまま持ち込み、

開幕から3連勝をします。

 

黄金期の西武ライオンズを倒した、

バッファローズには若い勢いがあります。

 

あと1勝で近鉄バファローズの優勝が決まる。

崖っぷちに立たされた巨人。

 

試合に敗れた巨人ベンチから見えた第3戦のヒーローインタビュー。

そのお立ち台に立っているのは、完封勝利した近鉄バファローズの加藤哲郎選手です。

 

『まあ、なんてことなかったですね・・・』

『とりあえず、フォアボールさえ出さなければね』

『まあ、打たれそうな雰囲気しなかったんで、』

『まあ、大した事がかなったんで、』

『シーズンのがよっぽどしんどかったですからね。相手も強いし、』

『ええ、もーう、明日で決めたいですね!』

 

このヒーローインタビューが翌日のスポーツ新聞の一面をデカデカと飾ります。

『最下位のロッテよりも弱い!』

この言葉に奮起した巨人が目を覚ましてしまったのです。

 

4戦目から巨人は3連勝をして、

両チームは3勝3敗のイーブンになります。

 

藤井寺球場で迎えた最終戦となる第7戦。

両軍、優勝のかかった大事な1戦。

この10月29日のマウンドに立ったのは、

くしくも近鉄バファローズは加藤哲郎投手でした。

 

2回表、巨人の駒田徳広選手が

加藤哲郎投手から先制点となるソロホームランを放ちます。

駒田選手はダイヤモンドを1周しながら、

バファローズのベンチに向かい『バーカ、バーカ』と叫びます。

 

このバカ発言は、現役引退後の加藤選手と駒田選手の対談で認めており、

加藤選手は、

『もしも、バカ発言がもし聞こえていたら次の打席で(駒田)に頭の死球を当てていたと思う』

と発言しています。

 

駒田選手は『もし聞こえたら(頭部)にぶつけられるのも覚悟しようと思っていた』

と発言しています。

巨人は大したことはない。

 

第3戦終了後の、巨人のロッカールームでは、

『あんな事を言わせておいていいのか?』

ナインの誰もが怒りに震えたという逸話が残っています。

 

3戦目にして、大きく流れが変わった日本シリーズ。

結果、

●巨人3-4近鉄〇
●巨人3-6近鉄〇
●巨人0-3近鉄〇
〇巨人5-0近鉄●
〇巨人6-1近鉄●
〇巨人3-1近鉄●
〇巨人8-5近鉄●

巨人が奇跡の逆転優勝を果たしました。

 

たったひとつの発言が、

相手の怒りに変わり華麗なる逆襲を演じたのです。

 

野球は闘志をむき出しにして闘う姿が美しい。

だから多くのファンを魅了するのですね。

 

・共通の敵をつくる

チームが一枚岩となりチームワークを良くする秘訣です。

是非、参考にまで・・

 

わさびは、いつも『ピッチャーのドタマをブチ抜いてやる!』

という気持ちで打席に立ちます。

ところで、あなたはいつも闘志むき出しですか?

 

わさび

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