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メンタルを鍛え47歳で首位打者を取った草野球監督兼選手わさびの戦略レポート

投手論

【投手論】草野球歴16年目にして投手デビュー!!決め球の球速は80キロです!!

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【投手論】草野球歴16年目にして投手デビュー!!決め球の球速は80キロで!!

 

 

 

 

 

 

 

 

どんなに頑張っても、球速100キロが限界なんです。

 

こんにちはわさびです。

球速100キロというと・・・。

女性タレントの稲村亜美さんとほぼ一緒の球速です。

 

そんな稲村さんといえば、

中学生の時、シニアリーグに 所属していたと言います。

類い稀に見る神スイングと呼ばれる野球女子です。

 

トヨタ自動車のCMで披露した その美しいバッティングフォームは、

当時、巨人軍監督だった、 原辰徳さんをして

『非の打ち所がないですね』と言わしめた程なのです。

 

稲村さんがうちの草野球チームに加入したら、

当然、1.2を争う神スイングですな。

 

 

そんな、彼女の最速は105キロだそうです。

(※プロ野球球場にての記録) 球速だけで比較してみると、

草野球界においては、100〜110キロあたりが

丁度、打ちごろな球なのである。

最速で120キロも出れば、 立派なエースと呼ばれます。

 

しかし、そのまた逆に、 草野球界では、

 

時として、 超スローボーラー投手に出くわす事がある。

しかも、抜群にコントロールが良いのが、 この手の投手の特徴なのだ。

 

わさびの周りにも、還暦なのに、 10代、20代の現役バリバリ打者を、

バッタバッタと、三振に切って取る選手がいる。

知らないうちにのらりくらりと勝ち投手となる。

そんなレジェンド。

あなたの周りにもきっといるはずです。

 

還暦も未成年も一緒にできるスポーツ。

これが草野球の醍醐味のひとつでもある。

 

そんな軟投派のエースが、

同じ市内のリーグに所属するチームにも、

いらっしゃるのだが、

私は、以前から、大して球は速くない。

キレのあるカーブがあるわけでもない。

 

こんな投手なのに、 どうして毎度、毎度、試合が作れてしまうのかと

疑問に思ってきました。

 

狙ってストライクを取る還暦投手

 

たまたま、リーグの抽選会でお会いした時に

その長年の疑問が解けるのである。

その人の名は、加藤さん(仮名) 野球歴35年、

すでに還暦を迎えた64歳現役選手兼監督である。

 

野球帽を脱ぐと、髪の毛がだいぶ寂しい。

そんな加藤さんは優に100勝はしてきたという。

そんな大エースの加藤さんに、

勝利の方程式を質問してみたのである。

 

わさび『軟投派でゲームを作るには 何が一番、大切ですか?』

加藤『そうだな、速球派でも軟投派でも、

狙ってストライクが取れなければダメ』

わさび『コントロール重視ですか?』

加藤『だって、狙ってストライクが取れると 言う事は、

狙って外す事もできるだろ?』

わさび『・・・(なるほど)』 しっくりきすぎて、

無言でうなずく私。

 

加藤『草野球の打者は、

大概、ガンガン振ってくるんだ。

だから、打ちたい打者には、

打たせてあげればいいんだよ。難しい球をね。』

 

加藤さんがいっそうと眩しく見える。

頭のてっぺんも眩しいけど。。。

 

その後も、次々に飛び出す貴重な言葉。

『ど真ん中のストライクは要らない。』

『特に振ってくる選手にはど真ん中は要らない。』

『真ん中さえ外せばそうそうヒット3本は続かない。』

『連打を、浴びなければ、自ずとゲームが作れる。すなわち勝ち投手になれる。』

 

流石、球界のレジェンドだけある。

重みもキャリアも違う。

脱毛だ!いや、脱帽だ。

(ハゲをネタにしてすみません。)

 

わさびは、自身のチームに置き換え考えてみました。

確かに、うちの打者も打ちたがりな 選手ばかりだな。。。

いくらそれら選手にアドバイスを与えても悪球に手を出し、

凡打の山を築く選手の顔が何人か思い浮かんだ。

 

選手生活16年目の春、突如マウンドデビューした壮年投手

 

 

 

 

 

 

その頃、うちのチームは完全に投手不足でした。

わさびは必死に3番地などで、

投手の募集をしたりするのですが、

なかなか投手経験者の加入はない。

どのチームもバッテリーは、 何人いたって困らない。

 

草野球界において、 バッテリーが出来る=スター選手だ。

どこのチームも手放すはずもなく、

チーム内でもきっと大切にされているに違いない。

 

投手不足は、草野球チームにとり 永遠の課題なのかもしれない。

わさびは、投手たるもの、 そこそこの球速は必要と、

頭ごなしに決めつけてきました。

 

だから、 『投手欲しいなあ、○○くんやらない?』と

チーム内で、誰かに投げさせては、

結果、コントロールに難があり、

四死球のオンパレード。

ゲームをつくるどころか、 初回でぶち壊してしまうのである。

 

よく投手はコントロールが命だと言われますが、

ごもっともな話だとつくづく思うのである。

 

コントロールの良い人程、 投手として大成している。

 

コントロール

 

考えてみればうってつけな投手いるという現実に、

今までまったく気がつきませんでした。

 

その人は、16年間、練習で、 常にバッティングピッチャーを務め、

いかに、バッターが打ちやすいボールを 投げてあげられるか?

それだけを念頭に置いて投げてきました。

 

そう!

その人とは、わたし、わさびだったのです。

 

16年間もかけて自然と"狙ってストライクを取れる投手"に なっていたのです。

投手がいなければ、試合も組めない。

背に腹はかえられません。

 

あの時の加藤さんの言葉を勇気に変えて、

わさびは、マウンドに上がる決心をするのです。

しかし、わさびには致命的な欠点があったのです。

 

それは、変化球を投げる事ができない。

わさびは握り方すら知らないのであった。

 

そもそも、変化球には、

打者の打ち気をそらす。

タイミングを外す。

決め球にすると、

投球の組み立てには欠かせない球種である。

 

もしも試合開始早々に、 先頭バッターに凄い変化球を魅せたら、

相手ベンチは勝手に震えあがります。

『おい、あのピッチャー変化球、ヤバイよ』

初回でこんな言葉が出たら、負けムード全開である。

 

それ程、投手には必要不可欠な要素なのが 変化球なのだ。

しかし、マウンド慣れしてくると、

変化球も板についてくるもので、

わさびのようにあまりにも球速が遅すぎると、

握りひとつでもの凄く曲がるのだ。

 

カーブには、カーブの握り方がある。

シュートにもシュートの握り方がある。

 

普通の投手はセオリー通りに"握る"ものです。

しかし、わさびは元々いい加減気質です。

(丁度良い加減という意味)

 

ハナから変化球の握りなど、 覚える気などないのである。

 

わさび流変化球ボールの握り方

 

 

 

 

 

 

 

 

わさびの投げる変化球は、握り方がランダムです。

 

具体的に言うと、縫い目なと関係なく、

グローブの中でパッパッと握りを決めているのだ。

 

なにせ、わさびは素人なものだから、

まともにカーブの握りを実践しようものならば、

ボールを凝視してしまいます。

 

縫い目を探すのに時間がかかってしまい、

相手チームにバレバレになるからだ。

 

試合で、ヒットを打たれる投手というのは、

球種も少なく直球と変化球にあまり球速差がない。

いくら直球で120キロ出ていたとしても

変化球まで高速カーブだと打ちやすい。

 

せっかくの持ち味である、 直球を活かしきれなくなります。

打者の立場からすると、

ストレートを軸にした タイミングで待てば、

最悪カーブがきても ライト方向に飛ばす事ができてしまうのである。

 

この事から、直球しか投げられないわさびは、

直球にある変化を加える事で、 球種を増やす事に成功するのです。

 

まずひとつ目は、

渾身のストレート!(自称100キロ)

 

ふたつ目は、 遅いストレート!

(たぶん90キロ)

 

みっつ目は、 もっと遅いストレート!

(80キロ)

 

よっつ目は、 さらにもっと遅いストレート!

(70キロ)

 

稲村亜美ちゃんより30キロ遅いよ〜。

なにを馬鹿げた事を・・・。 と言わずにもう少し聞いて下さい。

 

 

これで球種は4つになりました。

 

プレート捌きでさらに球種の増加させる

マウンドのプレート位置を変えて投げてみます。

さらに言うと、 注意したいのは全て同じ腕の振りで投げ分ける事。

わさびは右投げですが、

右打者に対して、プレートの右端から投げれば、

打者からみると、球はインコースから入ってきます。

 

プレートの左端から投げれば、

打者からみると、球はアウトコースから 入ってきます。

 

左端プレートからクロス気味に直球を投げれば、

アウトコースならインコースに直球がいきます。

 

ねっ、これだけでもかなり球種が増えるでしょ?

勝てる投手はプレート捌きも上手なのです。

 

変化球などカーブがあれば充分です。

続いて、変化球ですが、 カーブひとつあれば充分です。

カーブはテキトーに縫い目に指をかけて握る。

これだけで、微妙に変化します。

縫い目位置と中心をズラすだけで、 立派な変化球が投げられます。

 

ツーシームなんかも同じ考え方になります。

ストレートを投げるフォームで、

あとは、人差し指と中指の間の開き方ひとつで、

微妙な変化が加わり、 打者のタイミングを外す事ができます。

カーブにプレート捌きを加えれば、

右打者に対し、インコースから入るカーブ。

真ん中から外に外すカーブを自由自在に 投げ分ける事が可能になります。

 

こうして球威のない投手でも 球種を増やす事ができるのです。

 

わさびの最速は100キロくらいだと思います。

コントロールの良さを活かし、

緩急さえつければ、 誰でも勝てる投手になれるのです。

 

面白いように変化球を引っ掛けてくれますし、

100キロのストレートで空振りも取れます。

基本、100キロ程度のストレートは 打ちやすいので、

ストレートは見せ球に使います。

 

草野球で、変化球打ちを得意にしている人は、

そうは多くはいません。

 

わさびの攻め方は基本的に、

内角高めのストレートをボール球にして、

真ん中から外角変化球を落し引っ掛けさせるのが 定番になります。

 

狙ってストライクを取る。

狙ってボール球を外す。

 

これで失点を3〜5点で抑える事が出来れば

充分、先発ローテーション入りができます。

 

後は、味方の援護射撃次第で、

勝ち投手の権利が転がりこみます。

 

わさびだけに、あまりにも遅すぎて打者には、ツーン鼻につくようです。

ピッチャー業、かなり面白いですよ。

あなたも投手デビューしてみませんか?

わさび

 

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