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メンタルを鍛え47歳で首位打者を取った草野球監督兼選手わさびの戦略レポート

戦略論

【戦略論】草野球 絶体絶命のピンチに動かないという采配‼監督は風林火山の如し

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【戦略論】草野球 絶体絶命のピンチに動かないという采配監督は風林火山の如し⁉

『風林火山』とは、

戦国大名・武田信玄の軍旗に書かれた言葉です。

 

こんにちはわさびです。

『風林火山』孫子の句。

疾如、徐如、侵掠如、不動如

風林火山には野球に勝利するヒントが多く隠されているのです。

 

『疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、

侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し』の略である。

 

これは、”攻めるべき時には風のようにすみやかに襲いかかれ。

準備を整え、機会の来るのを林のように静寂整然と待て。

いざ侵攻するときは、火のように熾烈に戦え。

一度動くまいと決心したら、敵に挑発され攻め立てられても、

山のように落ち着いて自陣を堅守すべし。”という意味です。

 

なんだか、妙に納得できませんか?

草野球監督なら、この”風林火山”が持つこの意味。

監督経験が長い人ほど実感ができる言葉ではないでしょうか。

 

そして、風林火山の中で、

誰もが聞いた事のあるこんな言葉があります。

『動かざること山の如し』

 

これは、

”何事にも揺らがされない心を持ち動くべき時前には決して軽々しく動いてはいけない ”

という意味を持っています。

風林火山は野球にピッタリとハマる言葉だなとシミジミと思います。

戦国武将は戦に勝つ。

草野球も戦に勝つ。

戦うという共通点があるから妙にしっくりくるのでしょうね。

 

わさびはいつも風林火山を野球の格言にしています。

約20年のキャリアの中、800近くの試合を経験してきました。

この数字が多いか少ないかは別にして監督経験で学んだ事は多いです。

 

草野球の監督の采配は面白くて奥が深いです。

草野球の監督は、経験、キャリアを積めば積むほど

勝てる監督に進化すると自負しています。

 

新米監督は試合で選手を動かそうとします。

わさびも監督に成り立ての頃はそうでした。

 

最初は試合を動かしたくなるんですよね。

若い頃は多くの無駄な試合をやってきました。

 

監督なのに采配しない事が無能な感じがして、

ランナーを動かしてみたり、

スクイズのサインを出してみたりと・・・。

監督経験が浅いと失敗も多いです。

 

しかし、キャリアを重ねてくると、

時には、何も策を打たない、動かないことも大切なのだ。

という事実に気が付くまで何年もかかりました。

何もしないのも作戦のうちなのです。

 

 

 

・動けないと動かないは違う。

 

監督の采配はヒラメキと直感力がものを言います。

『ここで代打送ろうかな・・・』

一瞬でも迷いが生じるようでは監督としてはまだまだです。

 

あの時、こうしておけばよかったと後悔したくなければ、

監督はベンチにいても選手と一緒に戦うべきです。

1球、1球試合から片時も目を離さなければ采配ミスするは防げます。

 

プロ野球の公式戦の試合でベンチ入りできる選手は25人です。

しかし、草野球の公式戦でベンチ入りしている選手の数は多くても15人程度ですよね。

それでも大会ともなると草野球チームはいつもより選手が豊富です。

使える駒を上手に使うのも監督の役目です。

 

その為に、

A選手は足がある。

B選手の外野守備は上手い。

C選手はコントロールが良い投手。など

ベンチスタートした選手の特徴を試合前に分析しておく必要があります。

 

草野球の公式戦では無駄に動いたほうが負けるなと感じます。

特に草野球選手は公式戦に慣れていません。

年に数回あるかないかの公式戦です。

緊張感の中で好プレイを繰り出すには相当なマインドが必要です。

 

大会に初出場する選手がいたとします。

練習試合で好成績を残してきたので4番を任せたけども不振に終わった。

初めて公式戦に緊張してしまい無安打の上、さらに失策もした。

 

相対して、ベテラン選手を途中出場させたらいきなりファインプレーをして、

逆転タイムリーヒットを打つ大活躍をした。

 

こんな事が起こるのも公式戦ならではの現象です。

公式戦は緊張するものです。

 

練習試合でやれた事が大会で何一つできなくなるのです。

新人選手が公式戦に慣れるには、

どんな有能な選手でも2,3年かかると思っています。

 

1回、2回の出場ではそう簡単に緊張は拭い去れないようです。

公式戦は特別な試合である。

この特別意識が邪念を呼びます。

 

監督がオーダーを決める時、

選手の能力を優先するのも大事なのですが、

選手のキャリはバカにできません。

ベテラン選手にしかできない事もあります。

ピンチに強くチャンスに強いのがベテランの味なのです。

大会には魔物が住んでいます。

大事な局面で選手起用に困った時は、

まずベテラン選手を優先するべきであると感じます。

そして監督は、一手先、二手先を見据えた采配をする事も大事です。

 

野球とは不思議なもので、

守備交代をすると必ずその選手に打球が飛ぶという事実。

あなたも何度も経験してきているから

『そう、そう』とうなずいてくれると思います。

 

代打を送れば守備交代を考える事になります。

こんな変わり目に試合とは動くものである。

野球はアクションを起こすと何かが起きるのです。

行き当たりばったりな采配をする監督は、

十中八九失敗してしまいます。

 

それは、代打を送るにも、投手を交代するにも、

選手に心の準備をさせる時間が必要だからです。

 

思わぬ3.2塁のチャンスがやって来ました。

監督『代打に〇▲さん行って!』

〇▲『えっ、俺、代打ですか!?』

こんな采配をしては選手が可哀そうです。

それは逆の立場になれば一目瞭然です。

 

あなたがいきなり代打を告げられて、

短時間でバッティンググローブやバットを用意できますか?

そして、試合に出ていない選手が素振りもなしに打席に立てますか?

少なくてもわさびはいきなり代打を告げられたら断わりたいです。

 

野球はメンタルが大切です。

いきなりの代打を告げられて良い結果を出せる選手がいたら

相当なメンタルの持ち主ですね。

投手には投球練習を告げるのに打者には素振りを告げないで、

予告もなしに代打に告げる監督は結構います。

監督は先を見据えた采配ができないとチャンスを逃します。

チャンスの後にピンチあり。

その後、逆転されるケースが多いのです。

 

アイツは心臓が強いから大丈夫だからと

選手を過信してはいけません。

それでは選手が可哀そうです。

 

野球は準備8割です。

用意周到に心の準備をしたらこの時点で80%は成功しています。

あとの残り20%は平常心を保ちプレイだけです。

準備を怠たればすでに80%は勝負に負けているのです。

 

監督の采配たるもの選手起用の前に、

選手に心に準備をさせておく配慮が大切なのです。

 

 

わさび

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