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メンタルを鍛え47歳で首位打者を取った草野球監督兼選手わさびの戦略レポート

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【トレンド】少年野球には”お茶当番がある”だから子供にやらせたくない!!

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【トレンド】少年野球には”お茶当番がある”だから子供にやらせたくない!!

少年野球にはお茶当番があります。

強豪チームともなると監督、コーチを始め、

子供達も含めて総勢100名が携わっているチームもあります。

 

そんなチームのお昼ご飯を担当するのは母親達の役目なのです。

こんにちはわさびです。

わたしは学生時代の野球経験はゼロです。

なので、自身が少年野球のチームに、

加入した経験はありません。

 

しかし、子供が少年野球に加入したいと言い出したのです。

それは今から約15年程前の事です。

保護者の観点から少年野球の実態を見てきました。

 

最近、ふと少年野球の記事に目に止まり、

今でも変わらない”お茶当番”の実態を知りました。

 

野球がやりたい子供の気持ちと、

その親達の葛藤が頭に浮かびました。

『ああ、何も変わっていないんだ・・・』

 

そこで、今回は、わたしが実際に携わった、

少年野球チームの経験を書いてみようと思います。

 

 

私の子供が小学生の時に所属していたチームは、

市内でも常に上部大会で4強入りする

トップクラスの力を誇るチームでした。

 

特に私の子供の年代はレベルが高かったのようです。

エースピッチャーが最後まで投げ切りあっさりと完投します。

それもそのはず、のちに甲子園の優勝投手となるのですから・・・。

 

このチームにも"お茶当番”というお世話係が存在していました。

”お茶当番”の仕事は給水も欠かせません。

特に夏場の活動は地獄ですからね。

 

夏は、毎日、暑いのです。

熱中症対策の一環として大量の氷が必要となります。

各家庭で牛乳パックを洗い大きな氷をつくるのです。

 

それを2つ作り持参する事が、

各家庭に義務付けられていました。

 

大きな氷をタライに入れて、

冷え冷えのタオルで汗をぬぐうのです。

 

夏休みとなるとチームの活動はほぼ毎日でした。

 

長い夏休み中で子供の野球がない日は1日あったかないかでした。

お正月が元旦だけ休みで、

2日の朝に新年がスタートします。

 

子供も毎日、母親も毎日、グラウンドに行くのです。

少年野球は早朝から日没まで活動します。

 

振り返ると雨の日などは、

『今日は家でゆっくりできる・・・』

と安堵感が漂うくらいでした。

 

学校がある季節でも必ず土日の活動があります。

そして母親の出席が義務付けられていました。

母親が参加できなければ父親が参加します。

強制参加ではないと言いながら無言の強制参加でした。

 

子供が加入するキッカケは、

友達から誘いを受けてチームに参加した事です。

 

毎週ように参加していたらしく監督さんのほうから連絡がきます。

『お子さんが野球に興味があるようなのでチームに加入しないか』

と言うのです。

 

このように少年野球の部員募集では、

クラスの友達を勧誘するパターンもあるのです。

 

 

しかし、私は自分が軟式草野球の監督兼選手をしています。

土曜日は仕事。

日曜日は毎週、4時間の野球活動があります。

当時は、まだ30代半ばでしたので、

年間約50近くの試合をこなしていました。

少年野球は親の負担が大きい。

なんとなくこんなイメージがありました。

 

しかし、子供から野球をやりたい!

と言われれば、考えない親はいません。

 

監督さんと直接お話しをしたのですが、

母親に土・日曜日に出れる日だけ参加して欲しい。

そして、父親は参加できる時に来てくれれば良いので、

お子さんを預かりたいとの事でした。

 

しかし、数カ月も経過してくると、

監督さんと加入時にお話ししたことなど、

まるで共有されてないという事実を痛感する事となるのです。。。

 

〇〇くんの家は、いつも保護者が来ない。。。

特にPTAなどの行事に関係が深い母親は、

噂を聞き、嫌の思いをするのです。

 

次第に肩身が狭い思いをして、

母親が土日の両方に参加せざるおえなくなってくるのです。

最初と話が違う・・・。

 

しかし少年野球はこれが普通の光景なのである。

段々と土日の家族のスケジュールは過密になっていきます。

厳密に言うと、火曜日の放課後と、土、日の計3日間が

チームの活動日でした。

 

土日は家族揃って早朝5時半に起床します。

まずは子供にご飯を食べさせて送り出します。

母親は後から乳児と2歳の子供を連れて小学校の校庭に向かいます。

 

私は自分のチームの活動の為に朝7時半にグラウンド入りします。

そして、自身の活動が午前中で終わる日はそのまま小学校へ直行します。

 

 

所属していた少年野球チームは父親の全がコーチと呼ばれます。

しかし、私は月に1.2回しか参加できません。

 

チームのコーチ達は出席率の高さ子供の力量によって、

自然と序列が決まっているようです。

 

私がコーチとして参加する日は、

外野の球拾いなどを手伝う事が多かったです。

 

外野の位置からだと、客観的に見る事が出来ます。

なんだか子供たちを否定する発言、

命令する指導が目立ちます。

子供の心を育むチャンスを潰しているように感じます。

 

『この子達、野球楽しいのかな・・・』

大人が楽しむ軟式草野球チームでは、

自らが進んで野球を楽しんでいます。

 

子供達は野球をやっているのではなく、

野球をやらせているような矛盾を感じます。

 

ある日、同じ父親コーチである、

駅前で自営業のお店を営む旦那さんがぼやいていました。

『私は、一日、いられないのですよ・・・。』

と言って15分、滞在したと思ったら、

すぐに自転車を飛ばしお店に帰っていくのです。

 

土日は行列ができる人気のお土産屋さんを経営されています。

誰の目から見ても無理して来ています。

 

そこの家庭は子供が野球をやり始めてから、

お店にパートさんを入れたそうです。

理由は奥さんが”お茶当番”に専念する為です。

 

子供が野球をやっている家庭は、

一日が野球で始まり野球で終わる生活スタイルなのです。

 

数か月もするとクラブ内の派閥、グループなど、

知らなくても良い情報も耳にします。

 

素知らぬふりをして、中立な立場で

毅然とした態度だけはしていようと・・・。

 

私は小学校のグラウンドに出向く時は、

あえて自分のチームのユニフォームで行くようにしていました。

 

少年野球チームで先陣を切って、

子供達を指導する方々の情熱には敬意を表します。

 

その中でも野球経験者であるコーチに限っては、

あの人よりも俺のほうが野球を知っているという

プライドを感じたのです。

 

少年野球で子供達を指導する野球経験者コーチは、

その子供の父親が野球経験者なのか、

それとも野球未経験者なのかを計りにかけていました。

 

だからあえて私は黙らせる為に、

ユニフォーム着用で参加していました。

『〇〇くんのお父さんは〇〇市の1部リーグで監督をしているらしいよ。』

噂は広がります。

 

私は不快に思っていたのは、

私には、何にとつ文句は言わない。言えない。

 

しかし運動音痴な父親達は、

何らかの口出しをされて肩身の狭い思いをしている。

そんな世界だという事です。

 

ある野球経験者のコーチは、

『あの人は野球を知らないから子供達に教えて欲しくない』

と野球未経験者コーチを中傷する発言をします。

 

いくら野球経験者とは言え、指導者としては半人前です。

子供の指導者しながら、指導者としての勉強もしたほうが良いと思います。

 

勿論、少年野球チームのコーチは、

指導者の勉強もされていると思います。

しかし、まったく指導者としての勉強もせず、

根性論だけ唱えるコーチもいました。

 

一方、野球未経験者でも、

指導者としての勉強をしている方も

たくさんいらっしゃいます。

 

どちらが偉いとかでなく、

コーチが子供が野球は楽しいと思える

指導ができるかどうかが問題なのです。

 

しかしコーチの序列は、

子供の力量、出席率などで決まります。

 

コーチは早朝から起き自分の時間を割いてまで指導してくれているのだから、

どこの家庭も両親も毎日、来て当たり前。

親なら来るのが当たりみたいな風潮があります。

 

確かに一理あるとは思いますが、

この古き伝統のような”お茶当番”という名の、

お世話係りに違和感を感じるのです。

 

それに子供が加入する時に、

キチンと説明する義務があると思う訳です。

 

いくら部員が欲しいからとはいえ、

ウイークポイントを隠して曖昧な説明をしてはNGです。

 

子供を加入させてから、”お茶当番”ができない家庭に後ろ指を指すのです。

 

最初から”お茶当番”ができない家庭は子供の入団を断る!!

と明確化するべきである。

 

野球チームは組織です。

 

組織の輪を乱すものは、悪となってしまいます。

これでは、せっかく入団した子供にも影響します。

 

組織とは事前にルール説明をしっかりとして、

チーム方針を納得してもらった上で、

正式に加入させる義務があると思います。

 

野球の当番にはやりたくてもやれない

そんな事情がある人もいるのです。

やらないで逃げている人と

やれないで悩んでいる人は違うのである。

 

それでも、

野球がやりたい!

という子供意思を尊重して、

親御さんは悩み苦しみ我慢をしているのです。

 

子供が野球をやっていると

土日は家族が他の事が何もできなくなります。

 

未就学の小さな弟や妹達は無邪気に校庭で遊んでいます。

完全に野球をやるお兄ちゃんやお姉ちゃんが中心の生活です。

野球、野球、野球漬けとなってしまうのです。

 

ワゴン車を所有している家族は送迎バス化します。

チームの移動手段として重宝されるのです。

 

”お茶当番”は子供の体調が悪けれれば擁護に当ります。

監督、コーチのお昼ご飯を作るのは母親達の役目です。

 

女性達の間にも序列がありました。

父親の序列が母親のマネージャーにも当てはまるのです。

 

お昼ご飯は、外で作る訳ですから、

さながら毎回、バーベキューなのです。

 

チームの運営を中心になって、

やられているご両親は楽しそうにやっています。

しかしその輪に溶け込めず遠慮がちなご両親もいるのです。

 

強豪クラブともなると総勢100名近くのご飯を用意すると聞きます。

うちの子が所属したチームでさえ70~80人はいたと思います。

これはあまりのも保護者の負担が大きいのではないか。

 

『だから、子供に野球をやらせたくない!!』

加入する前から、アレルギー反応をする

親御さんもたくさんいるのである。

 

練習や試合の時間も日が昇ってから日没までです。

これでは子供が勉強する時間が取れません。

練習を終えた子供は母親と共に帰宅し、

急いで夜ご飯の用意、

お風呂、洗濯と家事に追われます。

 

父親は監督、コーチと共に夜のお付き合いタイムです。

せめて3回に1回は出席しないといけないのかなという空気があります。

 

あの駅前のお土産屋さんの店主さんは

夜の出席率は10%です。

監督やコーチのヨイショに余念はありません。

 

『こうして父親のポジションも確保しなければいけないのだな・・・』

と思うとおいしいお酒もマズく感じました。

 

疲れきった早く眠りたい子供は、

ようやく21時頃から勉強のタイムです。

 

日本では昔から、たくさん練習をすれば、

野球が上手になるという神話が存在しています。

 

しかし、人間が集中できる時間は限られています。

それでも古い体質は受け継がれていきます。

少年野球というのは、一日中野球をやるものなのです。

朝から晩まで野球をするのは当たり前という固定概念。

 

誰かがこの固定概念を破るべきではないか?

 

チームが丸一日、活動するのであれば、

メニューで時間で区切り、

参加、不参加がしやすくブロック分けする事はできないのだろうか?

 

野球の日は子供が他の遊びに行くことも出来ません。

そんな声は良く聞きました。

 

いま、野球人口は加速度的に減少しています。

30年後には高校野球時が激減して、

甲子園大会が危ういと統計もあります。

これは少子化問題だけではないと思います。

 

今一度、少年野球の親御さんのあり方革命を

考えないといけない時期なのではないでしょうか。

 

いまや夫婦共働きは当たり前であり、

母親は専業主婦で家を守っているという

家庭は少ないのです。

 

母親だって、父親と同じように、

社会に出て働いているのです。

母親が疲れ切った週末に、

もう一段ギアを上げて子供の野球に精を出すのです。

 

親の協力なしでは少年野球は成り立たない。

それでも少年野球チームは何も打開策を打たずに、

 

親ならやって当然とあぐらをかき、

臭い物に蓋をしているのです。

私の子供が所属するチームでは、

父親=全てがコーチでした。

 

『コーチ!おはようございます!!』

指導者と呼ばれる人たちは、

腕組みをして子供達に野球を指導します。

 

野球の指導を知らない人が間違った指導をする事もあります。

監督を始めアップデートしないまま、

昭和の野球を教えている人が多いのです。

 

毎週、小さなお子さんを抱えて、

無理をしてグラウンドに来ている母親の負担は大きい。

生後間もない赤ちゃんを抱っこして来る母親もいました。

 

野球への関心度なんて人によりけりです。

目指せ!甲子園!!プロ野球!!

という家庭は野球への関心度の高いです。

また、野球への関心度の低い家庭だってあるのです。

関心度の低い家庭の子供や大人は、

無理をして参加して弱音も吐けない。

 

子供も親も頑張りすぎる背景には、

勝利至上主義が見え隠れするのである。

 

市内でもトップクラスのチームとなると、

〇〇大会優勝!!などの勝利にやたらと拘ります。

『去年の子たちはよかったですね・・・』

『地区大会で4回優勝した年は誰と誰がいましたっけ?』

どうやら強さはチームのバロメーターのようです。

 

勝負に勝ちたい。

スポーツをやっていれば、負けるより勝ちたいに決まっています。

 

『〇〇は、いま中学でレギュラーらしいですよ。』

このチームからたくさんの子を中学の強豪クラブに行かせたい。

 

これが勝利至上主義に直結しているのです。

小学生の頃から、ゴロを打たされたり、

バント、スクイズの連続です。

 

チームプレイは覚えても、

ボールを遠くへ飛ばすバッティングは失います。

 

私には子供を通した、大人の野球に見えて仕方がなかった。

子供達はいつも監督に萎縮していて、

本当に野球が楽しいのかとも思えた。

 

子供達は野球が好きだから、

野球をやっているのです。

それは軟式草野球も少年野球も変わらないと思う。

 

私は少年野球の指導者に

せめて小学生まではあれこれ言わずに、

”野球は楽しい!”だけを教えて欲しいと願います。

野球は楽しいのです。

 

小学生、中学生、高校生、大学生、アマチュア、プロまで

それぞれの野球連盟は統一感がなく点でバラバラです。

 

少年野球は勝利至上主義のせいで、

練習、練習また練習のし過ぎによる

肩や肘に故障を抱えてプレイをしている少年少女が多いと言います。

 

これはトーナメント方式にもかなり問題があると思います。

高校野球でも連戦、連戦で疲労を蓄積しながら戦う様が問題視されています。

負けたら終わりというシステムは、

主力の子供への蓄積疲労が懸念されます。

投手になると連投が続き肩や肘を痛めやすいのです。

 

球数制限という考え方も一理あると思います。

子供の将来を考えたら、

誰かがメスを入れないと悪い体質は変われません。

 

チームの活動時間は、日程も、

指導者たちがもっと効率の良いメニューを考えれば、

何も一日中、野球をやる必要もないと思われます。

 

私はコーチ達が、ダラダラと

『次、何やりましょうか?』

という場面を幾度となく見てきました。

 

校庭の端にいる母親達は、

次は何をやるのかな?と囁きます。

 

思いつきで行動し時間を持て余しているのです。

無駄を省いて効率良く活動をしたほうが、

よっぽど身になると思うのである。

 

 

目先の勝利主義に走る少年野球を改善して、

子供の将来が明るい環境づくりが急務だと思う。

 

”お茶当番”をやりたくてもできない家庭もあるのです。

現場に来なくてもやれる事は”お茶当番”以外にもたくさんあるはずです。

家庭内でできる作業もあると思うのです。

このような発言をすると反論もあるでしょう。

 

 

チームのルールなのだから平等でなければいけない。

地域チームは両親の協力ので成り立っているのだからやるべきだ。

家庭に事情があるのなら、子供を退部させればいい。

 

子供の為に自分を犠牲にできる親御さんもいます。

子供と一緒に野球を楽しめる親御さんもいます。

 

しかし、その一方で、苦しんでいる親御さんもいるのです。

 

全員が自分と同じでないのです。

もっと建設的な考えを打ち出し、

チームができるだけ保護者に、

負担がかからないシステムを考えるべきなのです。

 

昭和の少年野球で、お茶当番あったなど

あまり聞いた事がありません。

あの頃は自主性に任せて、

親が付き切りで面倒を見ることはなかった。

 

移動手段も車ではなく自分たちの足だったはずです。

そばに両親がいれば、低学年の子供には甘えが発生します。

自立心のない子は野球で結果を残す事ができません。

 

親の目を気にしながら、

バッターボックスに立つ姿は、

子供の成長の妨げにもなります。

 

子供も大人も頑張り過ぎない組織づくりに、

何が打開策はないのかと思うのである。

 

わさび

 

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